2024年以降のNISAについて

2024年以降のNISAについて

現行NISA制度

NISAといえば投資を行う場合に使える非課税制度ですが、
現在は下記の3通りあります。

参考:
NISAとは? : 金融庁

一般NISAとつみたてNISAは併用が出来ず、どちらかを選択することになります。
また、つみたてNISAは、金融庁の基準を満たす投資信託から投資先を選ぶ必要があります。

新NISA制度

私が使っているのは一般NISAですが、2023年で終了です。ではそれ以降どうなるのかが
気になりますが、先日下記のニュースが報道されました。
r.nikkei.com

記事を一部抜粋すると、低リスク商品に20万円分投資しないと、現在のような投資枠が使えないということです。

新たなNISAはリスクの低い投資信託などに対象を限定した積立枠(1階)と、従来通り上場株式などにも投資できる枠(2階)の仕組みに改める。原則としてリスクの低い商品に投資した人だけが、2階部分にも投資できるようにする。
f:id:oki-lab:20191209083535j:plain:w400 (引用:日経新聞)

現在、一般NISAとつみたてNISAの併用はできませんが、それは2024年以降も同じようです。
なお、つみたてNISAの期間は2037年から2042年へ5年間延長されるみたいですが、
ジュニアNISAは予定通り2023年で終了です。上の記事にもありますが、あまり利用者が
いないそうです。

所感

(注)ここから先は個人的な意見になります。

まずこの新制度の意図が分かりません。わざわざ複雑にして新規利用者のハードルを上げているだけに感じます。
中途半端に2つのNISAを混ぜたような感じにするのではなく、
一般NISAとつみたてNISAの期間を無期限にして、併用可にするのが一番良いと思います。
投資枠が多いと富裕層優遇と言われるかもしれませんが、そもそも老後の生活に関しては
自助努力が必要な時代であることを考えれば、2つを足しても投資枠が足りないくらいです。

お願いなので見直してほしい。…